さてと、今日はどこに行こうかな?まずは潮見表を見ます。なるほどなるほど…よし、今日は○○風だから、あそこへ行こう。決定!
カッパに天花粉を塗って、(僕のカッパは塗らなくても着やすいんだけど、気合を入れる儀式みたいなもんです。)バッテリーとライトを準備して、水缶にお湯を汲んで、そうそう、ヒゲもそらないと。(水中メガネから水が漏るので…)。全部車に積み込んで…。忘れ物はないかな?
行きがけに仲本冷凍で氷を買います。夜9時までやってるのでありがたいです。10キロくらいで300円。漁協は組合員はツケて(水揚げから天引きしてもらう)買えるのですが、15キロ500円か50キロ800円と、ちょっと量が多いので僕は仲本で買ってます。
船を持っていくときは、港に行って、トレーラーを接続。船を使わない時は、そのまま現場に直行します。
現場に到着。冬は寒いので、浜から泳いで出るときはまずは焚き火で暖まります。
一人のときはあんまり焚き火しませんが、人と行くときは焚き火すると楽しいです。
浜にタイヤの跡があるかどうかチェックします。タイヤの跡があったら、「むむ。こいつは新しいぞ。おとといは雨も降ったし風も強かったから、それ以前のものならもっと消えているはず…。と、いうことは夕べかな?しかもこの跡はYutaだな。あいつはこれこれこういう泳ぎ方をするから、今夜はこんなルートで泳いだ方がいいな…。」と、吟味します。これは僕のタイヤの跡なのですが、特徴的なので一発でばれます。このタイヤの跡を見ると、タイヤ同士の間隔とか、パターンなどで、「ランドクルーザー+トレーラー」とか、「軽トラック」とか、「パジェロ」「ジムニー」など、色々わかって、大体誰の車か特定できるのです。
焚き火に当たりながら、準備したり情報交換をしたりします。これはセンセイが魚の値段を僕のセリ帳(今朝の魚のセリ値が書いてある紙・海人の成績表みたいなものですね。)でチェックしているところです。「ふむふむ…今日はセリ値はまあまあもってるみたいだな…時化てるからな。」
現場到着です。海に飛び込む前にちょっと休憩。モデルはもっちゃんです。
最初のポイントでの獲物です
ちなみに左下にあるのは2リットルのペットボトルです
2回目のポイントでの獲物。こうやって、船からのときは1回降り2時間ぐらいを2回から3回くらい、浜から泳いで出るときはぶっ続けで4時間から6時間くらい泳ぎます。船からの時は、休憩しながらなので、がんばるときは4回以上、一晩中泳ぐ時もあります。浜からの時は魚が悪くなるのでそんなに泳げません。
これは上のとは別の日です。浜にあがって魚をかたづけてます。ヒロおじいは大漁みたいですねえ。
あらかじめ持ってきていたお湯で体を洗って、残ったお湯で道具も洗っておかたづけ。(モデルはヒロおじい。おっと危ない…)この写真の日はもう夜明けです。
ぶれちゃった。漁協の兄さんが仕分けして重さを量ってます。ちゃんとはかってよ!